ムスタカスの逆転3ランなど、エ軍打線も一発攻勢
エンゼルスの大谷翔平選手(29)が21日(日本時間22日)、本拠地でのパイレーツ戦に「2番・投手」で先発出場。自己ワーストの1試合4本塁打を浴びたが、7回途中5失点の力投で8勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
直近は右手中指ツメの影響もあり、2試合連続で6回途中5失点降板だった投手・大谷。この日は28歳捕手のタイスと初めてバッテリーを組み、3回までゼロを並べた。
しかし4回、一死から4番・崔志万に先制の右越えソロを浴びると、続くデービースにも高めに浮いたスライダーを左翼席へ運ばれ2失点目。味方打線の反撃で5-2と逆転してもらった直後の5回も、先頭打者に死球を与えたあと、1番・スウィンスキーに右越え2ランを浴びた。それでも、2番・レイノルズ、3番・サンタナを連続三振に仕留めるなど後続はピシャリ。1点リードを保ち8勝目の権利を得た。
再び味方打線の猛攻で8-4となった6回も、先頭のデービスに2打席連発となる右越えソロを浴びた。1試合4被弾は自己ワースト。3点リードの7回もマウンドに上がり、先頭の9番・ゴンザレスを左飛に退けたところで降板となった。7回途中84球、4被弾含む6安打5失点、9奪三振2四死球の内容。3登板連続の5失点で防御率は3.72に悪化した。
この日は味方打線が力強く援護。2点を追う4回は5番・ムスタカスの9号3ランなどで5-2と試合をひっくり返すと、1点差に詰め寄られた5回も1番・ネトの8号ソロ、4番・ウォードの12号2ランで3点を追加。エンゼルス打線も5回までに4本塁打を記録した。