久々の打線の繋がりで快勝!
DeNA打線が初回から中日先発・小笠原慎之介に先制パンチを浴びせ、連敗を5で止めることに成功した。
プレイボールの声を聞いたその瞬間、今シーズン初めて1番に起用された桑原将志がレフト線に二塁打を放つと、続く関根大気は絶妙なバントがヒットとなりチャンス拡大。3番の宮﨑敏郎も初球攻撃でレフト前へ先制タイムリー、4番の牧秀悟も初球を叩いてタイムリー二塁打と畳み掛けると、1死後大和も初球打ちでタイムリー二塁打で一挙4点をゲットし、試合を優位に進めた。
援護をもらった今永昇太は大胆に攻めの投球で8回を1失点でまとめると、9回はバタついたものの5−3で勝利した。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、この日初めてトップバッターに座り、あわやサイクルヒットの活躍を見せた桑原将志に注目。まずMCを務めた谷繁元信氏は「今日は良い働きをして3出塁で猛打賞ですね。今年は打順は5番から始まったんですよ。で、ここにきてやっと1番に入って今日こういう働きをしましたね」とコメントすると、同じく解説として出演した松中信彦氏も「3、4、5がしっかりしているので、1番がこれだけ活躍すると今日の1回みたいな攻撃ができて、得点が入る確率が高くなるので、いい打線になってくるのではないかなと思います」と得点力アップの原動力になると分析。
もう一人の解説者・齊藤明雄氏は「本来のタイプ的には1番だと思うんですよ。出塁率が悪かったので5番6番になっていたと思うんですけど、今日のように積極的に打っていけばいいんじゃないかと思いますけどね」とアグレッシブな姿勢は功を奏すのではと持論を展開した。
昨年はほぼ切り込み隊長として活躍した桑原が、このままその座を掴むのかにも着目していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』