安定感抜群の広島救援陣
広島が今シーズン本拠地で負けなしのヤクルトをまたも飲み込み、5−3で快勝。阪神も巨人に勝利したため、首位奪取とはならなかったが、4年ぶりの9連勝で貯金も13まで増やすことに成功した。
ヤクルト先発の高橋奎二に対し、2回に末包昇大がタイムリーを放ち幸先よく先制。広島先発の森翔平は3回にオスナの3ランで逆転を許すも、4回には再び末包は3ランで再逆転すると、5回は坂倉将吾のソロホームランで突き放した。その後は安定感抜群の広島救援陣がヤクルト打線を抑え込み、このまま逃げ切った。
26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「やっぱり矢崎(拓也)選手ですよ」と、この日節目の20セーブをマークした新守護神に注目。「今年栗林がちょっと調子悪くて、抑えに入ってこの活躍ですよ」と目を細めると、解説として出演した笘篠賢治氏も「矢崎がしっかりと後ろを栗林が不調のときから任されて、未だそのいい状態が続いているので任せられる、精神的にも強くなりましたね」と称えた。
もう一人の解説者・松中信彦氏も「これだけセーブを挙げてるからこそ、チームもいい位置にいるんでね。これからもっと伸びてくるんじゃないかなと思いますね」と今後の活躍に太鼓判を押した。
セーブ数も20の大台に乗せ、トップまで3と迫った矢崎拓也。この男の活躍なくして、広島の快進撃は語れない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』
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【お詫びと訂正】※7月28日19時25分
初出時、記事中の内容に誤りがありましたので、該当箇所を訂正しました。
誤:「矢崎拓哉」
正:「矢崎拓也」
読者の皆様ならびに、関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。