◆ 「勝てば乗っていけますし…」
日本ハムは7月4日のソフトバンク戦（PayPayドーム）以来、実に22日ぶりの白星で、連敗を「13」で止めた。
日本ハム打線は5回に、6番・ハンソンが右翼席中段に着弾する先制の4号2ランを放ち先制。2－2の同点に追いつかれた直後の9回には、一死から2番・松本剛、3番・清宮幸太郎の連打で一・三塁の好機。ここで4番・万波中正がしぶとく三遊間に転がす適時内野安打を放ち、これが決勝点。
投げては先発の上原健太が6回4安打無失点の好投。8回にリリーフ陣が同点に追いつかれ5月30日以来の白星とはならなかったが、先発の役割を十分に果たす投球を見せた。
連敗を13で止めた日本ハムについて、26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「接戦が多くて1点差ゲームで敗れることが多かったですけど、勝つことができて選手達は本当にうれしいと思います。試合が終わった後に、全員がベンチの前で円陣を組んで一本締めをしてたんですよね。ようやくの勝利が本当に嬉しかったんだろうなと感じましたし、ここから切り替えて戦っていこうという気持ちにチームはなっていると思いますね」とコメントをした。
また同番組に出演した解説者の松中信彦氏は「日本ハムとしては、明日の試合が重要になってきますね。勝てば乗っていけますし、負けるとまた士気が下がってしまうところもあると思うので。若い選手達がたくさんいるので、またここから頑張って欲しいですね」と期待を込めた。
チーム一丸となり、なんとか球団ワースト記録の14連敗に並ぶのを防いだ日本ハム。後半戦は、新庄監督のもと若い選手たちの巻き返しに期待をしていきたいところだ。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』
