ニュース 2023.07.28. 07:34

楽天・田中将大が5回途中7失点の乱調…館山氏は「ストレートが走っていない」と分析

無断転載禁止
楽天・田中将大 (C)Kyodo News
2023.07.27 18:00
東北楽天ゴールデンイーグルス 5 終了 9 北海道日本ハムファイターズ
楽天モバイル

「ストレートが走ってこその変化球」


 楽天は27日、本拠地での日本ハム戦に5-9で敗戦。この日は先発の田中将大が5回途中8安打3四球で7失点と大乱調で、今季6敗目(5勝)を喫した。

 先制点をもらった直後の2回表、一死一・二塁のピンチで7番・郡司裕也に右中間を破られる2点適時二塁打を浴びて逆転を許してしまう。さらに同点で迎えた5回には松本剛の内野ゴロの間に勝ち越し点を奪われ、そこから3番の清宮幸太郎、4番・万波中正、そして5番のアリエル・マルティネスと2者連続で適時打を浴びて降板となった。

 田中は4回2/3を投げて78球、被安打8の7失点でノックアウト。チームも日本ハムに連敗を喫し、借金は「5」とAクラス入りに向け足踏みとなった。


 この試合の田中の大乱調について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の館山昌平氏は「色々な球種を使って抑えようとしている印象はあるんですけど、ちょっとストレートが走ってないなと感じましたね」と問題点を挙げる。

 集中打を浴びた5回については、「いろいろな球種を使って制球はできていたんですけど、やっぱり基本となるストレートが走ってこそ変化球が活きてくる。ツーシームやカットボールなどは良いボールなんですが、“ストレートに見える球”を多投しすぎているのかなと思いますね」と純粋なストレート(フォーシーム)の少なさを指摘した。

 さらに「田中投手は制球力が良いだけに、際どいコースに投げた球を全部見極められてしまっていた。この試合の投球は苦しかったですね」と付け加え、苦戦の要因について解説した。


 これで今季6敗目を喫し、防御率も4.92と本来の投球を見せることができずにいる背番号18。日米通算200勝まであと5勝と目前に迫っているなか、ここでもうひと踏ん張りすることができるか。

 メジャーで培った経験を存分に発揮し、次回は田中らしい投球が戻ってくることを期待したい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』


【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。
単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額3,700円(税込)のところ、本プランなら月額2,980円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② プロ野球をはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!

③ 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」を毎月550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西