2023.07.28 18:15 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 5 | 終了 | 8 | 千葉ロッテマリーンズ |
PayPayドーム |
真中氏「横山が抑えた事で試合が締まった」
ロッテは28日、敵地でのソフトバンク戦に8-5で勝利し連敗ストップに成功。リリーフで登板した横山陸人が1回を投げ三者凡退に抑え、今季3つめのホールドを記録した。
3点リードの6回、先発・種市篤暉からバトンを受け継いでマウンドに上がった高卒4年目右腕は、先頭の柳町達をオール直球勝負で空振り三振。続く今宮健太を1球で打ち取ると、谷川原健太は鋭く沈むシンカーで二ゴロに斬って取り、わずか10球でマウンドを後にした。
計5人の継投で逃げ切りに成功したロッテだが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者たちの目に留まったのが横山だった。
「投げ方がちょっと僕に似ていますよね」とは、サイドスローで通算180勝を挙げた大投手・斎藤雅樹氏の言葉。「まぁ僕は150キロは出なかったですけど……」と笑いを誘いつつ、「やっぱり勢いがすごくあるし、シンカー系のボールもありますよね。こういうピッチャーはどうしても左バッターを苦にする人も多いですが、この球があれば左相手にも十分対応できる」と若きサイドハンドを高く評価した。
また、同じく番組に出演した真中満氏も「この試合は特に点の取り合いになっていたので、6回をこの横山がピシャリと抑えたことによって試合が締まりましたよね」と試合の空気を締めた横山の投球を絶賛。
さらに真中氏は「防御率こそ今は4点台ですが、このところすごく状態も上がってきている。おそらく吉井監督も勝ち試合のピッチャーとして考えているんじゃないかなと」と続け、今後のさらなる飛躍に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』