7月をアツく盛り上げた“夏男”
日本野球機構(NPB)は9日、その月の最も活躍した投手と打者に送られる『大樹生命月間MVP賞』の7月度受賞選手を発表。セ・リーグは山﨑伊織投手(巨人)と岡林勇希選手(中日)、パ・リーグは今井達也投手(西武)と浅村栄斗選手(楽天)が受賞した。
セ・リーグ投手部門の山﨑はプロ3年目で初受賞。4試合に登板して全試合でクオリティ・スタートを記録する安定感抜群の投球を見せ、リーグトップの4勝を挙げた。打者部門は岡林がプロ4年目で初受賞。7月は全21試合にフル出場してリーグトップの打率.382、34安打をマークした。
一方のパ・リーグも投手部門では今井がプロ7年目で初受賞。7月は4試合に先発してリーグトップの防御率0.62を記録。リーグトップタイとなる3勝を挙げた。そして唯一初受賞ではなかったのがパの打者部門で、浅村は2020年9月度以来となる3年ぶり5度目の受賞。7月は全22試合に出場して34安打・9本塁打・24打点がリーグトップの成績だった。
受賞選手には連盟から記念盾が、さらに大樹生命保険株式会社から賞金30万円とトロフィーが贈られる。
2023年・月間MVPまとめ
▼ セ・リーグ
<3・4月度>
投手:村上頌樹(阪神)
打者:宮﨑敏郎(DeNA)
<5月度>
投手:大竹耕太郎(阪神)
打者:細川成也(中日)
<6月度>
投手:トレバー・バウアー(DeNA)
打者:岡本和真(巨人)
<7月度>
投手:山﨑伊織(巨人)
打者:岡林勇希(中日)
▼ パ・リーグ
<3・4月度>
投手:佐々木朗希(ロッテ)
打者:中村剛也(西武)
<5月度>
投手:加藤貴之(日本ハム)
打者:万波中正(日本ハム)
<6月度>
投手:山﨑福也(オリックス)
打者:頓宮裕真(オリックス)
<7月度>
投手:今井達也(西武)
打者:浅村栄斗(楽天)