中日・岡林勇希 (C)Kyodo News

◆ 「岡林の足があれば……」

 中日は11日、本拠地での広島戦に3-3で引き分け。序盤にリードを奪うも7回に追いつかれ、両軍合わせて17人の投手が登板する総力戦は痛み分けとなった。

 この試合の注目ポイントのひとつが、「1番・中堅」で先発出場した岡林勇希の連続試合安打だ。リーグ最多の126安打を放っていた21歳は初回の第1打席で今季127本目の安打をレフトへ運び、これで24試合連続安打。西沢道夫氏が持つ球団記録まで「あと1」と迫った。

 11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣は岡林の快進撃に触れながら、MCを務めた高木豊氏は別のシーンでの“注文”も……。

 3-3で迎えた延長12回裏。中日は一死から川越誠司が安打で出塁すると、暴投で二塁に進んでサヨナラのチャンス。ここで岡林は投ゴロに倒れ、飛び出した川越が二・三塁間でタッチアウト。二死一塁とチャンスがしぼんでしまった。

 この場面について、高木氏は「ピッチャーゴロの後に全力でセカンドまで狙うという姿勢があれば……」とし、川越が挟まれる間に二塁を陥れることができたのではないかと指摘。

 「岡林の足があれば行けたと思うので……ちょっともったいなかったなという気がします」と続け、アウトカウントは増えるとしても、サヨナラの走者を得点圏に残すことができなかった点を悔やんだ。

 高木氏は最後に「岡林がいまの中日のトップランナーなので、僕たちもそういう風に見てしまうんですよね」と付け加え、今やチームを引っ張る中心選手だからこそ、見る側の要求するレベルも高くなっているとコメント。

 特に1点を争う接戦では、こうした記録には現れない“もったいないプレー”が命取りとなることもあるだけに、これからの中日を背負って立つ岡林にはすべてにおいてハイレベルな姿勢が求められると語った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

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