ニュース 2023.08.13. 10:22

ロッテ・佐藤都志也、大学時代に使っていた色のバットにし“らしさ”が出てきた後半戦

無断転載禁止
ロッテ・佐藤都志也(C) Kyodo News
 「バットの色で言うと戻したじゃないですけど、僕の大学時代に使っていた色のバットだったので、そのバットで大学の時のイメージというか、大学時代はそれで打っていたので気分転換も含め、後半戦はやろうと思っていたことでした」。

 ロッテの佐藤都志也は前半戦、白木や茶色のバットで打つことが多かったが、オールスター明けの7月23日のソフトバンク戦からオレンジ色のバットで打席に立っている。

 7月23日のソフトバンク戦では、「バットのおかげかどうかはわからないですけど、大学時代のイメージのようなバッティングができていたので、そこはすごい良かったなと思います」と、0-1の2回二死一、二塁の第1打席、先発・板東湧梧が1ボール1ストライクから投じた3球目の138キロフォークをライトライン際に鋭いライナーの一時逆転となる2点適時二塁打を放った。

 オレンジバットの効果なのか、7月30日のソフトバンク戦では適時打を含む2安打、8月3日の日本ハム戦でも第4号ソロを含む2安打。8月12日の西武戦では8回の守備から途中出場し、1-2の9回一死二、三塁の場面で回ってきたこの日最初の打席で、守護神・増田達至が3ボール2ストライクから投じた150キロのストレートをセンター前に弾き返す貴重な同点適時打を放った。

 3打数0安打に終わったが8月8日のオリックス戦では、第1打席がライナー性の左飛、第2打席も山本由伸のストレートを捉えるもライト正面の右飛、7回の第3打席も一、二塁間に速い打球を打つもセカンド・太田椋の好守備に阻まれたが、いずれも捉えた当たりだった。またオールスター明けは左中間、右中間、ライナー性の強い当たりが増えてきている。本人も「それがバロメーターになってくると思います」と話す。

 オールスター直後の取材では、「前半は全然ダメだった」と振り返り、「特に優勝狙える位置というところにはいると思うので、1試合1試合自分にやれることをやっていければいいかなと思っています」と意気込んでいた中で、後半戦はバッティングで結果を出している。

 「無駄な打席がないように自分ができること。ヒットを毎回打ち続けるのは難しいと思うんですけど、その中でも貢献打というか、最低限の仕事ができるようにと思ってやっていきたいと思います」。

 “打てる捕手”として入団して今年で4年。捕手という難しいポジションをこなしながら、打撃力を求めるのは酷だが、バットでの期待値が大きいのも事実。大学時代に使っていた色のバットに戻した後半戦、東洋大時代のようなバッティングを見せ、価値ある一打を1本でも多く放って欲しいところだ。

取材・文=岩下雄太

【PR】千葉ロッテマリーンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

吉井監督体制2年目を迎えるロッテ。"令和の怪物"佐々木朗希がエースとしてフル回転し、チームを悲願のリーグ制覇へ導けるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西