2023.08.15 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 7 | 終了 | 6 | 阪神タイガース |
マツダスタジアム |
「負けない試合をしたかったが…」
阪神は15日、広島との試合(マツダスタジアム)に6-7と逆転負け。優勝マジック点灯とはならず、連勝は10でストップした。
阪神打線は初回、3番・森下翔太が5号2ランを左翼席へ運び先制。3回にも再び森下が2点適時二塁打を放ち、さらに5番・佐藤輝明も右前適時打で5点目を挙げ、広島先発・大瀬良大地を4回でノックアウト。
攻撃陣が3回までに5点を奪うも、1点リードの6回裏に2番手・馬場皐輔が同点ソロを浴び、さらに3番手・島本浩也2本の適時打を浴び5-7と逆転された。
打線は2点を追う8回表に無死二・三塁の好機を作るも、佐藤輝明が三球三振、代打・糸原健斗が見三振、さらに代打・原口文仁も遊ゴロに倒れ無得点。接戦を落とした阪神の連勝は「10」でストップした。
逆転負けを喫した阪神について、15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の笘篠賢治氏は「再逆転を狙うには8回の攻撃が大チャンスでしたよね」と8回表の攻撃をこの試合のポイントに挙げた。
続けて「無死二・三塁の場面なので相手内野陣も1失点はオッケーの後ろに守っていました。バッターの佐藤輝明はセカンドゴロを打てば1点を取って、それでも一死・三塁とまだチャンスが続いていました。この試合は引き分けでも勝ちに等しいゲームで、負けない試合をしたかったわけなんですよ。にもかかわらず、ここでの佐藤輝明の簡単な三球三振はもったいなかったですし、阪神としたら繋げることができなかったこの凡打でしたよね」と同点のチャンスを逃した佐藤輝明の三球三振に対し見解を述べた。
41年ぶりの11連勝とはならず、優勝マジック29の点滅もお預けとなった阪神。3回までに5得点を奪い、その中でも特にルーキー・森下翔太が4安打と大活躍を見せただけに手痛い逆転負けとなった。翌16日のゲームではここまで7勝をマークしている勝ち頭・大竹耕太郎が先発なだけに連敗だけは避けたいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』