8月は打率.298で3本塁打と状態上向き
DeNA打線が苦手・床田寛樹を相手に奮起。先発・東克樹も7回1失点の好投と投打が噛み合い、3-1で勝利を挙げて連敗をストップした。
天敵に対して6人の右打者を並べたDeNA打線は、2回に山本祐大の安打を皮切りに二死ながら二塁のチャンスを作ると、大田泰示が適時打を放って先制に成功。3回にはネフタリ・ソトがレフトポールに直撃する2ランを放ち、リードを3点に拡げた。
24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は、「打ち勝ったということはないんですけど……」と前置きしつつ、トンネルから脱した打線について「いま宮﨑(敏郎)がいないだけに、全体でやらなくてはいけない。その中でソトの一発は大きかった」と助っ人の一撃をポイントに挙げる。
解説者の井端弘和氏も「牧選手の後を打っているわけですから、こういうところでの一発を期待されていると思います。こういう少ないチャンスでも一発が出れば勝てるので、ソト選手のこれからの活躍は必要になってくる」と同調し、ソトを今後のキーマンに指名。
同じく番組に出演した松中信彦氏も同様に「特に8月・9月は外国人が活躍していかないと。チームが連敗している時はこういうホームランが流れを変えていく」とし、本塁打王に2度輝いた実績を持つ助っ人の活躍に期待を寄せた。
今季はここまで82試合の出場で打率.245で9本塁打も、8月は打率.298で3本塁打と状態上向き。
宮﨑敏郎を欠く苦しいチーム事情の中、起爆剤としての活躍を見せることができるか。注目していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』