● 中日 0 － 2 DeNA ○
＜19回戦・バンテリンドーム＞

　DeNAは敵地での接戦を制し3連勝。貯金を再び3とし、3位の座をキープした。

　試合は両軍の投手陣が踏ん張り延長戦に突入。DeNA打線はあとがない12回、代打・桑原の中前打を口火に一死二、三塁の好機を作り、3番・佐野の右前適時打でようやく均衡を破った。2点目の生還を狙った二走・関根は本塁タッチアウトとなったが、4番・牧の左前打で再び二死一、二塁とし、5番・ソトの中前適時打で2点目。最後の最後で打線がつながり、4連打を含む5安打を集中させた。

　先発の石田は要所で踏ん張り6回6安打無失点の粘投。7回以降は救援陣がゼロを並べ、6番手の上茶谷が2勝目（2敗）、最後を締めた森原は9セーブ目（2勝）を記録した。

　試合後「前のバッターがつないでピッチャーも頑張って無失点でつないでくれていたので、何とか点が入るようにと思って打席に立ちました」と佐野。「ここまであまり自分のバッティングができてなかったので、終盤に向かってこういう試合を増やしていけるように。明日は早い回から点が取れるように頑張っていきたい。今日は長い時間、応援ありがとうございました」とファンの声援に感謝した。