○ 巨人 4 － 2 阪神 ●
＜20回戦・東京ドーム＞

　巨人は連敗を止め再び貯金1。7月1日から続いていた東京ドームでの阪神戦連敗も6で止めた。

　巨人打線は今季2戦2敗の阪神先発・伊藤将に対し、この日も5回まで無得点。それでも2点を追う6回、代打・大城が15号ソロをバックスクリーン右へ運び、伊藤将から今季22イニング目にして待望の初得点を記録した。さらに二死後、3番・坂本も15号ソロを左中間席へ運び2点目。一発攻勢で試合を振り出しに戻した。

　8回は二死から連続四球で好機を作り、4番・岡本和の左前適時打で逆転。さらに、5番・丸も中前適時打で続き、伊藤将をこの回途中でノックアウトした。

　投手陣は先発のメンデスが3回途中2失点（自責点1）で降板するも、2番手・田中千が2回1/3を無失点で凌ぐなど4回以降はリリーフ陣が無失点リレー。5番手の菊地が4勝目（3敗）、9回を締めた中川は7セーブ目（1勝3敗）をマークした。

　決勝打を放ち、試合後お立ち台に上がった主砲は「（阪神に）やられていたので俺に回してくれと思っていた。打ててよかったです」とクールに語った。