館山氏も期待「このキッカケを掴んでほしい」
巨人は31日、岐阜・長良川球場で行われた広島戦に2-0で快勝。先発した赤星優志が5回無失点の力投で今季2勝目を挙げた。
前回登板の8月24日・ヤクルト戦で待望の今季初勝利を挙げた右腕は、この日も序盤から安打は浴びながらもホームは踏ませない粘りの投球を披露。5回までに5安打を浴びて91球を要しながらも無失点でしのぎ、初回にもらった2点のリードを守った。
6回以降はリリーフ陣にバトンを託し、計6投手のリレーで広島打線を完封。このカード3連敗を阻止するとともに、勝率を5割に戻した。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した館山昌平氏は「初回には打球が当たるアクシデントもあったんですが、気合いで乗り切りましたね」と右腕が見せた執念に注目。
続けて「4連敗からの2連勝。このキッカケを掴んでほしいですね」とし、先発陣のアクシデントによって巡ってきたチャンスを掴んでの2連勝を称えつつさらなる活躍にも期待を寄せた。
また、同じく番組に出演した江本孟紀氏は「あとはスタミナ。徐々にイニングを伸ばしていくことができるか」と課題について言及。
「技術はある投手。ピッチングとしては出来上がっているので、あとは投げるスタミナが大事」とし、投球イニングを伸ばしていくことができるかが今後の注目ポイントとなりそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』