5選手がPS進出を狙うチームへ電撃移籍
大谷翔平選手(29)が所属するエンゼルスの主力5選手の移籍先が8月31日(日本時間9月1日)に決まった。移籍先の各球団が同日発表した。
エンゼルスは8月に入り8勝19敗と大失速。ポストシーズン(PS)進出が絶望になったことで、元ソフトバンクのマット・ムーア投手(34)、ドミニク・リオーネ投手(31)、ルーカス・ジオリト投手(29)、レイナルド・ロペス投手(29)、ランデル・グリチェク外野手(32)、ハンター・レンフロー外野手(31)の主力6選手をウェーバーにかけたことが明らかになっていた。
この中でムーア、ジオリト、ロペスの3投手はガーディアンズへ移籍。ア・リーグ中地区のガーディアンズはエンゼルスと同じく借金6を抱えているが、貯金4で同地区首位のツインズとは5ゲーム差。逆転地区Vでポストシーズン進出が狙える位置にいる。
レンフローはナ・リーグ中地区3位のレッズへ加入。レッズは現在貯金3でポストシーズン進出圏内のワイルドカード3位・ジャイアンツを1ゲーム差で追っている。リオーネは8月の快進撃でア・リーグ西地区首位に浮上したマリナーズへ移籍。グリチェクは獲得する球団がなかったようでエンゼルスに残留する。