「3番・佐野」が機能!
DeNAヤクルトに6-4で勝利。カード勝ち越しを決め、2位広島とのゲーム差を3に縮めることに成功した。
先発の濱口遥大は初回にホセ・オスナに先制のソロを浴びながらも要所を抑えるピッチングで踏ん張ると、4回は佐野恵太の二塁打を起点に、宮﨑敏郎のヒットと大和の内野安打で同点に追いつく。5回には濱口自らのヒットで出塁すると、フォアボールも絡めてチャンスを拡げ、佐野恵太、牧秀悟、宮﨑敏郎のクリーンアップが3連続タイムリーで一挙5点を奪ってみせた。
このビッグイニングが効き、濱口は7回途中まで力投を披露し、8月17日以来の3勝目をマークした。
10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した坂口智隆氏は「この並びは本当に脅威ですよね」と佐野、牧、宮﨑で形成するクリーンアップトリオの破壊力を認め「佐野選手は色々(な打順を)打ったりしましたけど、この並びがいいのかなと僕は思いますね」とトップバッターや5番などよりも“3番・佐野”を推していた。
もう一人の解説者・平松政次氏は「今年はちょっとチグハグかなというところはありますけどね」としながらも「よそのチームのピッチャーは、ベイスターズの打線を一番怖がっているわけですから。まとまったらどこからでも打ってくるし、長打はあるし」と令和版のマシンガン打線を評価した。
広島が阪神に3連敗を喫したことで、再び2位の座も射程圏内に入ってきたDeNA。ペナントレース終盤戦、自慢の打線が機能し続けるかにも注目したいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』