2023.09.24 14:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 0 | 終了 | 6 | 読売ジャイアンツ |
横浜 |
岩本氏「こういうバッティングしてたっけ?」
巨人は24日、敵地でのDeNA戦に6-0で勝利。「3番・三塁」でスタメン出場した坂本勇人は2本塁打を含む3安打5打点の活躍で、プロ野球史上49人目となる通算1000打点を達成した。
負ければ自力CS出場が消滅していた巨人は、同点の4回に犠飛で先制すると、続く5回には一死三塁から坂本が21号本塁打を放ち2点の追加に成功する。
援護を受けた先発の戸郷翔征がDeNA打線を無失点に封じ続けると、3点リードの9回には二死一・二塁で坂本がこの日2本目となる22号3点本塁打を放ち、大きなダメ押し点をチームにもたらした。
その後は9回も戸郷が締めてゲームセット。直接対決カードの初戦を白星で飾り、これで3位・DeNAとのゲーム差を「2」に縮めた。
敵地で快勝を収めた巨人だったが、その中でも同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた岩本勉氏は「あれっこういうバッティングしてたっけ?」と絶好調の坂本を話題に挙げた。
不振に苦しんだ序盤とは打って変わったような姿を見せているだけに、守備位置の変更が打撃に好影響をもたらしたのかという疑問がスタジオ内でも湧きあがったが、これについて出演した江本孟紀氏は「これを解説するのは難しいけどね…サードは打球が早いでしょ?」とコメント。
定位置だった遊撃とは違った難しさがあると三塁守備を語った上で、「体のキレが良くなっているというか、バッティングのキレが良くなっている」とスイングの鋭さに言及した。
これには同じく出演した坂口智隆氏も「下半身の力を感じますよね」と同調すると、続けて「やっぱり、試合にずっと出続けるとこれくらい打つんだなっていう風に思わされますよね。腰のキレや下半身の力が無いとああはならないので、今は状態がいいんだなと」と語り、好調の要因を“下半身の強さ”を取り戻したからと分析した。
坂本は三塁転向後、15試合で打率.340(53-18)、6本塁打、15打点と絶好調をキープしており、チームの原動力としてなくてはならない存在になっている。上位進出に向け、残るDeNA2連戦も引き続き坂本のバットに注目していきたい。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』