○ ソフトバンク 7 － 3 楽天 ●
＜24回戦・PayPayドーム＞

　楽天は同率2位で迎えたソフトバンクとの2連戦に痛恨の連敗。再び借金1となり、今季残り3試合で2位・ソフトバンクとのゲーム差は2に開いた。

　楽天打線はソフトバンク先発・和田の前で3回まで無安打。3点を追う4回は二死一、二塁としたが、6番・辰己が二塁への小飛球に倒れた。6回は一死から2番・村林、3番・島内の連打で一、二塁としたが、和田をリリーフした2番手・又吉の前に4番・浅村、5番・岡島が揃って凡退。7回までゼロ行進が続いた。

　8回に代打で登場した小郷が、自身初のシーズン2ケタ弾となる10号ソロを右翼席へ運び、これがチーム20イニングぶりの得点。6点を追う9回は辰己の適時内野安打などで2点を返したものの、反撃があまりにも遅すぎた。

　先発の則本は初回、3番・柳田に先制の右前適時打を許すと、なおも二死一、二塁で6番・柳町には左越え2点適時二塁打を浴び初回から3失点。前日に11敗目を喫した田中将と同じく、序盤の失点が響き相手に主導権を握られる展開となった。2回以降は立て直し尻上がりの内容だったが、序盤の失点が重く6回6安打3失点で7敗目（8勝）。3年連続の2ケタ勝利は絶望的となった。

　2点ビハインドの8回は3番手・渡辺翔が打ち込まれ一挙4失点。終わって見れば、0－6で敗れた前夜に続き2戦連続の完敗だった。