ロッテの東妻勇輔が6日のオリックス戦に登板し、1イニングを危なげなく三者凡退に抑えた。
11-1の8回にマウンドに上がった東妻は、先頭の代打・渡部遼人を1ストライクから2球目の140キロツーシームで一ゴロに仕留めると、続く宗佑磨を遊ゴロで簡単に2アウトとする。最後は、代打・セデーニョを遊ゴロで、1イニングをテンポよく9球で終えた。
この登板で東妻に今季36登板となった。50試合登板を目標に掲げるも届かなかったが、6日の登板でシーズン自己最多の37試合登板(2021年)に残り1に迫った。
東妻は自己最多登板数に迫っていることについて「現状の数字に満足していないですけど、これだけシーズン通してチームのために投げられているので、もう一息投げられれば自分的には良かったなと思いますが、それはそれでチーム事情もありますし、自分の成績が落ちてきたので仕方がないところかなと思っています」と話した。
東妻が話したように5月5日に今季初昇格してからビハインドゲーム、イニング途中、時に勝ちパターンなど、様々な局面で投げ、6月、7月は2カ月連続で10試合に登板し、7月は月間防御率1.08を誇ったが、8月は6試合に登板して防御率5.06。8月24日に一軍登録を抹消された。
「出力が落ちているなと思ったので、出力を戻すにはどうすればいいか考えながら、自分でもちょっと答えが見つからないままでした。何から手をつければいいかわからなかったんですけど、とりあえず体を休めてからウエイトトレーニングなり、筋力を戻すというのを主にやりました」と、ファームで過ごした日々を振り返る。
9月24日に特例2023の代替指名選手で昇格すると、同日のソフトバンク戦は1回を無失点に抑えたが、翌25日のソフトバンク戦で2失点し一軍登録を抹消。10月3日に再び昇格すると、3日の西武戦、そして6日の西武戦とテンポよく3人で完璧救援を見せている。
2月のキャンプで“自信のあるボールを作る”と話し、5月の取材ではスライダーが一番自信を持って投げられていると話していた。「スライダーに関してはしっかり空振りも取れましたし、勝負できる球でもあった。ツーシームもそれなりに活躍してくれたので、ツーシームとスライダーの2球種を投げられた。それはそれで現時点では通用する球に投げられたのかなと思います」。
残りは2試合。「チームが良い位置にいるので、個人的な活躍というよりも、最後までチームのためにどんな場面であれ腕が振れれば、自分の中では幸せ」。いつ呼ばれてもいいように、今日もブルペンで準備する。
取材・文=岩下雄太
11-1の8回にマウンドに上がった東妻は、先頭の代打・渡部遼人を1ストライクから2球目の140キロツーシームで一ゴロに仕留めると、続く宗佑磨を遊ゴロで簡単に2アウトとする。最後は、代打・セデーニョを遊ゴロで、1イニングをテンポよく9球で終えた。
この登板で東妻に今季36登板となった。50試合登板を目標に掲げるも届かなかったが、6日の登板でシーズン自己最多の37試合登板(2021年)に残り1に迫った。
東妻は自己最多登板数に迫っていることについて「現状の数字に満足していないですけど、これだけシーズン通してチームのために投げられているので、もう一息投げられれば自分的には良かったなと思いますが、それはそれでチーム事情もありますし、自分の成績が落ちてきたので仕方がないところかなと思っています」と話した。
東妻が話したように5月5日に今季初昇格してからビハインドゲーム、イニング途中、時に勝ちパターンなど、様々な局面で投げ、6月、7月は2カ月連続で10試合に登板し、7月は月間防御率1.08を誇ったが、8月は6試合に登板して防御率5.06。8月24日に一軍登録を抹消された。
「出力が落ちているなと思ったので、出力を戻すにはどうすればいいか考えながら、自分でもちょっと答えが見つからないままでした。何から手をつければいいかわからなかったんですけど、とりあえず体を休めてからウエイトトレーニングなり、筋力を戻すというのを主にやりました」と、ファームで過ごした日々を振り返る。
9月24日に特例2023の代替指名選手で昇格すると、同日のソフトバンク戦は1回を無失点に抑えたが、翌25日のソフトバンク戦で2失点し一軍登録を抹消。10月3日に再び昇格すると、3日の西武戦、そして6日の西武戦とテンポよく3人で完璧救援を見せている。
2月のキャンプで“自信のあるボールを作る”と話し、5月の取材ではスライダーが一番自信を持って投げられていると話していた。「スライダーに関してはしっかり空振りも取れましたし、勝負できる球でもあった。ツーシームもそれなりに活躍してくれたので、ツーシームとスライダーの2球種を投げられた。それはそれで現時点では通用する球に投げられたのかなと思います」。
残りは2試合。「チームが良い位置にいるので、個人的な活躍というよりも、最後までチームのためにどんな場面であれ腕が振れれば、自分の中では幸せ」。いつ呼ばれてもいいように、今日もブルペンで準備する。
取材・文=岩下雄太