津森への継投が裏目に…
ソフトバンクが悪夢のサヨナラ負けを喫し、ファーストステージでの敗退が決定した。
0-0で進んだ延長10回表、周東佑京のタイムリーで均衡を破ると、川瀬晃と柳田悠岐にも連続タイムリーが生まれ一気に3点を奪取。あとアウト3つでファイナルステージ進出となったが、その裏に津森宥紀が藤岡裕大に同点3ラン、代わった大津亮介が安田尚憲にサヨナラ打と畳み掛けられ、まさかの敗戦となった。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した笘篠賢治氏は9回に登場し15球で無失点に抑えたロベルト・オスナに「仮に10回に点が入った場合、オスナはもう1イニング行くと思って見ていましたけどね」と言及。
実際に10回には3点も得点したが、藤本監督はオスナを続投させることなく津森にスイッチ。「オスナを2イニング行かなかった。ここでピッチャーを代えて角中(勝也)の粘り、そして荻野(貴司)のヒットに繋がるという」と結果的に裏目となり、大逆転負けを喫してしまった采配に疑問を呈していた。
短期決戦の場面、今シーズン26セーブ、防御率0.92を誇る絶対的守護神を続投させていたら、結果は逆の目に出ていたかもしれない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』