オリックス・山岡泰輔 (C) 産経新聞社

◆ 「配球に正解はない」も……

 オリックスは19日、「2023 パーソル クライマックス・シリーズ パ」のファイナルステージ第2戦、ロッテとの試合(京セラD大阪)に5-6で敗戦。同ステージ初黒星となり、優勝アドバンテージを含めた対戦成績は2勝1敗となった。

 初回に1点を先制されたオリックスだったが、直後の攻撃で4番・セデーニョ、5番・杉本裕太郎の適時打含む5連打が飛び出し3-1とすぐさま逆転。再び1点を追う展開となった7回は、二死一塁で4番・セデーニョが左越え2ランを放ち5-4。リードを保ったまま9回を迎える。

 ところが、この日9回を任された山岡泰輔が誤算。先頭の代打・角中勝也への四球をきっかけに無死二塁のピンチを招くと、6番・安田尚憲に一塁線突破の適時二塁打を浴び、土壇場で5-5の同点に。さらに一死三塁とピンチは続き、代打・山口航輝に中犠飛を許してこれが決勝点。セーブ失敗の山岡は、1回2失点で敗戦投手となった。

 19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、9回の山岡の投球が話題に。実は同点打を浴びた安田に対しては全10球中スライダーを9球も投じ、勝ち越し犠飛を打たれた山口に対しても4球すべてスライダーという極端な攻めを見せていたのだ。

 この“スライダー連投”について、元捕手の達川光男氏は「私も現役時代に14球連続でスライダーを投げさせて抑えたことがありますよ」としたうえで、今回のケースに関しては「ニ塁にランナーがいたので、左打者は引っ張れば良いと思って打席に入っているわけで、緩いスライダーは引っ張りやすいですよね。捕手の森も山岡のスライダーを信じたんでしょうけど裏目に出てしまいましたね」とコメント。

 同じく番組に出演した坂口智隆氏は「バッターからすると、同じ球種で攻められると嫌ですよね。もう違う球が来るんじゃないかと」と打者目線からの心境にも触れたものの、達川氏は「配球に正解はない。打たれてしまったから失敗にはなるんですけど…」と締め、善し悪しはさておき、結果的には裏目になってしまったと解説した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

矢田悠輔

矢田悠輔 の記事をもっと見る

【PR】オリックス・バファローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

岸田護新監督の下、V奪還を目指す新生・オリックス。課題の得点力不足解消へ、頓宮裕真の復活、さらには移籍2年目・西川龍馬の進化が覇権奪回のカギ!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む