3年連続のV逸、再建を託された新指揮官
ソフトバンクは21日、来季の一軍監督に小久保裕紀二軍監督(52)が就任すると正式発表した。
小久保監督は1993年の逆指名ドラフト2位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。1995年に本塁打王、1997年は打点王に輝くなど、大型内野手として1999年からのリーグ連覇に大きく貢献した。2004年から3シーズン巨人でプレーし、2007年にソフトバンクに復帰。ソフトバンクには計16年間在籍し2012年に現役を引退した。
引退後は解説者を経て、2013年10月に野球日本代表・侍ジャパンの監督に就任。2017年3月の第4回WBCまで侍ジャパンのトップチームを指揮し、2021年にヘッドコーチとしてソフトバンクに復帰した。2022年から二軍監督を務め、今季はウエスタン・リーグ優勝を達成。ファーム日本選手権では巨人を破り日本一に輝いた。
今季のソフトバンクはリーグ3位でレギュラーシーズンを終え、3年連続のV逸。CSではロッテに1勝2敗でファーストステージ敗退となり、終戦直後に2年契約が満了した藤本博史前監督の退任が発表されていた。