◆ ピンチを最少失点で切り抜ける好守

 オリックスは31日、敵地での『SMBC日本シリーズ2023』に5-4で勝利。投打がかみ合い敵地で阪神を下し、前の試合から連勝を飾った。

 0-0の2回、先発の東晃平が一死一・三塁のピンチを招くと、ここで坂本誠志郎が放った鋭い打球が前進守備の一・二塁間を抜けそうになるも、二塁手のマーウィン・ゴンザレスがこれを横っ飛びで好捕し即座に二塁へ送球し、一塁走者をアウトに。坂本が一塁セーフとなる間に三塁走者が生還し1点を先制されたが、結果的にピンチを最少失点で切り抜ける好守となった。

 また5回に1点を勝ち越した直後には一死一塁から投手の東がバントを試みるも、ここで転がった打球を阪神先発の伊藤将司が二塁に悪送球で一死一・二塁にチャンスが拡大。次打者が凡退したものの、続く宗佑磨がシリーズ初安打となる2点適時打を放ち、難敵・伊藤将をこの回でKOした。

 その後は1点差まで追い詰められるも逃げ切ったオリックスだったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は「先の塁を殺せたか殺せなかったかですよ」と勝敗を分けた要因を解説。

 続けて2回のゴンザレスのプレーについて、「普通これは一塁に安全に送球したいんですよ。だけど前進守備という事もあってゲッツーを取りに行くんですよね。これを先に殺してたっていうのが2点目を防いだ」と同プレーの影響を語り、ダイナミックな送球を称えた。

 また同じく番組MCを務めた谷繁元信氏も「1点を防いだ」と同場面でのプレーに注視すると、続けて「阪神のペースになりかけた所をプレーで止めたというのは大きかった」と同場面での好守備のもたらした影響を高く評価した。

 これで通算成績を2勝1敗にし、阪神を一歩リードしているオリックス。2年連続日本一に向け、圧倒的アウェイ・甲子園でゴンザレスが見せる鮮やかな守備に引き続き注目していきたい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

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ベースボールキング編集部

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