2023.10.31 18:00 | ||||
阪神タイガース | 4 | 終了 | 5 | オリックス・バファローズ |
甲子園 |
高木氏は打のキーマンに紅林を指名
オリックスは31日、敵地での『SMBC日本シリーズ2023』第3戦に5-4で勝利。中盤に打線が繋がり主導権を奪うと、その後はリリーフ陣の継投で逃げ切り、超満員の甲子園で連勝を飾った。
これで通算成績を2勝1敗に持ち込んだオリックス。中嶋監督は試合後「本当にいいゲームになったと思いますし、まあウチの場合は死力を尽くしてと言いますか…全員の力が良く出た試合だと思います」とナイン全体の頑張りを強調した。
2年連続の日本一まで残り2勝に迫ったオリックスだが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では続く第4戦の展望が話題に。
オリックスの予告先発には山﨑福也が告げられているが、これについて出演した高木豊氏は「今年は二桁勝って自信もあるでしょうし、阪神側からしたら“仮想床田”の様なイメージで行くといいのかもしれませんね」とセ・リーグ防御率3位の好投手を引き合いに出しながら試合展開を予想。
番組MCを務めた谷繁元信氏も「ピッチングが今年すごく上手くなったように感じるんですよね」と成長ぶりに目を凝らすと、「相手を見ながらちょっと力を入れたり、抜いたりという精度が凄く上がった」と投球術の上達を語り、期待を露わにした。
阪神の先発には規定未到達ながら8勝(5敗)に防御率1.82の才木浩人が上がるだけに投手戦の様相を呈しているが、攻略のキーマンとして高木氏は「クライマックスシリーズから見てて、紅林が打った時は点になるんですよね」と22歳の成長株を選出。
続けて「オリックスは若月を始め下位打線が当たっているので、紅林が機能しだすともっと流れるように点が入るんじゃないかな」と理由を語り、下位打線のポイントゲッターとして期待を寄せて締めくくった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』