阪神ナイン (C)Kyodo News

◆ 「絶対に引っ張らない、センター返しセンター返しというところ」

 甲子園で行われた「SMBC日本シリーズ2023」の第5戦は、阪神が6-2で逆転勝ち。38年ぶりのVへ王手をかけた。

 0-2の劣勢で迎えた8回、近本光司のタイムリーで1点差に迫り、中野拓夢の犠打で1死二、三塁のチャンスに打席が回ってきたのはドラ1ルーキーの森下翔太。このシーズン3戦で無失点と好調の宇田川優希に対し、追い込まれながらも152キロのストレートを芯で捉えると、打球は左中間を抜けていく値千金の三塁打となり逆転に成功した。その後猛虎打線が爆発し、この回一挙6点で勝負を決めた。

 2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた館山昌平氏は「岡田監督のコメントに、最後に繋がってくれたというのがあったんですけれども、(阪神打線は)誰も引っ張ってフライアウトがなかったんですよ」と指摘。

「低く反対方向に強くとか。反対方向に詰まってでもレフトへ持っていった糸原(健斗)選手とか、(フォークをセンター前に運んだ)大山(悠輔)選手も、坂本(誠志郎)選手も反対方向に引っ張っているような、リストでしっかりと外野手の頭を越すバッティングですよね。打球を引っ張ると引っかかってしまう可能性もある。絶対に引っ張らない、センター返しセンター返しというところが、阪神打線がシーズン通して勢いのあった繋がりだと思うんですよね」と全員に植え付けられた、次のバッターへバトンを渡す意識の徹底がここで結実したとの見解を示した。

 MCを務めた野村弘樹氏も「8回は打線としてタイガースの強さを強調したイニングに見えましたね」と結んだ。

 改めて岡田阪神の打線の破壊力を見せつけた第5戦。この勢いのまま阪神が頂点を極めるのか。それともオリックスが逆王手をかけるのか。4日の決戦も見どころたっぷりだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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