ロッテの秋季練習が12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
この日は雨が降り、肌寒かったが、『ちば興銀プレゼンツ TEAM26秋季練習見学会』に訪れた大勢のマリーンズファンが選手の練習を見届けた。選手たちはグラウンドでウォーミングアップ、キャッチボール、ノック、ランニング、打撃練習などで汗を流した。大下誠一郎はノックの時に、人一倍声を出し練習を盛り上げた。
ZOZOマリンスタジアムで行われたクライマックスシリーズ・ファーストステージ・ソフトバンクとの3戦目に先発し6回1/3を投げ無失点に抑えた小島和哉は、「シーズン終わって雨が降っていてもこれだけたくさんの人が観に来てくださっているので、とてもありがたいですし、嬉しいです」とファンに感謝。
山口航輝は、スタンドにマリーンズファンが多くいる中での練習に「楽しくできたと思います」と振り返った。秋季練習では「岡本和真さんモデルです。(CSの)最後からこの形のバットで打っていました。(CSで打っていた)白黒(のバット)と同じ形なので、松ちゃん(松川虎生)からもらって打っています」と、巨人・岡本和真モデルの黒茶のバットで打撃練習を行っていたが、10日の練習から白木のバットを使い、この日も白木のバットで打撃練習。白木のバットは巨人・岡本和真モデルの自分のバットとのことだ。残りの秋季練習に向けては「いつも通り、今までやってきたことを変わることなくやるだけです」と意気込んだ。
松川虎生は夏場以降、黒茶のバットを使っていたが、秋季練習では白黒バットと黒茶バットを使い分けている。この日も右の打撃投手の時に白黒バット、左の打撃投手のときに黒茶バットで打った。松川はバットを使い分けている理由について「特にないです。全く同じ形なので、色だけ変えているだけっす」と教えてくれた。
秋季練習中、村田修一打撃コーチからアドバイスをもらっているシーンをよく見かける。松川は「タイミングの取り方です。トップの作り方を教えてもらっています」とのことだ。
今季は9試合の出場にとどまったが、ファームで実戦経験を積むとともに、1年間戦いぬく体力をつけてきた。勝負の3年目。来季に向けて11月3日の取材では「143試合しっかりチームに貢献できるように、レギュラーでマスクを被れるように来年はやっていければなと思います」と話していたが、143試合一軍で貢献するために、松川自身のアピールポイントはどういったところになるのだろうかーー。
松川は「勝つことがすごく大事だと思う。それまでの配球だったり、バッターの特徴を見ながら攻めるところを攻められたら。配球の部分で大事かなと思いますし、盗塁阻止率も大事になってくると思うので、そこが課題だと思っています。盗塁阻止率を上げていけたらなと思います」と、守備面でのアピールを誓った。
取材・文=岩下雄太
この日は雨が降り、肌寒かったが、『ちば興銀プレゼンツ TEAM26秋季練習見学会』に訪れた大勢のマリーンズファンが選手の練習を見届けた。選手たちはグラウンドでウォーミングアップ、キャッチボール、ノック、ランニング、打撃練習などで汗を流した。大下誠一郎はノックの時に、人一倍声を出し練習を盛り上げた。
ZOZOマリンスタジアムで行われたクライマックスシリーズ・ファーストステージ・ソフトバンクとの3戦目に先発し6回1/3を投げ無失点に抑えた小島和哉は、「シーズン終わって雨が降っていてもこれだけたくさんの人が観に来てくださっているので、とてもありがたいですし、嬉しいです」とファンに感謝。
山口航輝は、スタンドにマリーンズファンが多くいる中での練習に「楽しくできたと思います」と振り返った。秋季練習では「岡本和真さんモデルです。(CSの)最後からこの形のバットで打っていました。(CSで打っていた)白黒(のバット)と同じ形なので、松ちゃん(松川虎生)からもらって打っています」と、巨人・岡本和真モデルの黒茶のバットで打撃練習を行っていたが、10日の練習から白木のバットを使い、この日も白木のバットで打撃練習。白木のバットは巨人・岡本和真モデルの自分のバットとのことだ。残りの秋季練習に向けては「いつも通り、今までやってきたことを変わることなくやるだけです」と意気込んだ。
松川虎生は夏場以降、黒茶のバットを使っていたが、秋季練習では白黒バットと黒茶バットを使い分けている。この日も右の打撃投手の時に白黒バット、左の打撃投手のときに黒茶バットで打った。松川はバットを使い分けている理由について「特にないです。全く同じ形なので、色だけ変えているだけっす」と教えてくれた。
秋季練習中、村田修一打撃コーチからアドバイスをもらっているシーンをよく見かける。松川は「タイミングの取り方です。トップの作り方を教えてもらっています」とのことだ。
今季は9試合の出場にとどまったが、ファームで実戦経験を積むとともに、1年間戦いぬく体力をつけてきた。勝負の3年目。来季に向けて11月3日の取材では「143試合しっかりチームに貢献できるように、レギュラーでマスクを被れるように来年はやっていければなと思います」と話していたが、143試合一軍で貢献するために、松川自身のアピールポイントはどういったところになるのだろうかーー。
松川は「勝つことがすごく大事だと思う。それまでの配球だったり、バッターの特徴を見ながら攻めるところを攻められたら。配球の部分で大事かなと思いますし、盗塁阻止率も大事になってくると思うので、そこが課題だと思っています。盗塁阻止率を上げていけたらなと思います」と、守備面でのアピールを誓った。
取材・文=岩下雄太