2023年のリーグMVPに選ばれた大谷翔平(左)とアクーニャJr.

◆ 両リーグとも満票受賞は史上初

 MLBのシーズンMVPが16日(日本時間17日)に発表され、アメリカン・リーグはエンゼルスからFAとなった大谷翔平選手(29)、ナショナル・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手(25)がそれぞれ満票で選出された。

 大谷は6月に月間自己最多の15本塁打を放つなどアーチを量産。9月4日(同5日)以降の25試合を欠場したが、計44本塁打で日本人初の本塁打王を獲得した。

 離脱がありながらもシーズン規定打席はクリアし、打者として135試合に出場し打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066の好成績をマーク。リーグ1位の本塁打数だけでく、強打者の指標とされるOPS(出塁率+長打率)も、2位・シーガー(レンジャーズ/OPS1.013)、3位・アクーニャ(ブレーブス/同1.012)、4位・オルソン(ブレーブス/同.993)、5位・ベッツ(ドジャース/同.987)ら錚々たる強打者たちを抑え、メジャー全体トップの快挙となった。

 投手としては8月中旬に右肘の靭帯を痛め規定投球回をクリアできなったが、すべて先発で23試合(計132イニング)に登板し、10勝5敗、167奪三振、防御率3.14をマーク。9月16日(同17日)に自身のインスタグラムを更新し、「早朝に手術を受け無事成功しました。自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」と、右肘の手術を行ったことを報告。2024年は打者に専念するシーズンとなるが、FAとなった今オフはその去就に注目が集まっている。

 アクーニャJr.は今季、打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS 1.012と驚異的な成績をマーク。メジャー史上初となる40本塁打&70盗塁を達成し、パワーとスピードを兼ね備えたスーパースターの地位を確立した。

 大谷とアクーニャJr.は、2018年に揃ってリーグ新人王を受賞。メジャーデビュー年から輝きを放つ二人が、今度は両リーグの顔として再び同時受賞を果たした。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む