広島・末包昇大 (C)Kyodo News

 広島からFA宣言した西川龍馬がオリックスへの入団が決まった。

 西川は外野手に転向した19年に自身初の規定打席に到達し打率.297をマークすると、長年カープ打線を支えた。今季は109試合に出場して、打率.305、9本塁打、56打点の成績を残した。

 今季西川が故障で離脱した時に、レフトのポジションには末包昇大、大盛穂、上本崇司がスタメンで起用されたが、来季はレフトのポジションが丸々空くことになる。レギュラーを目指す若手選手たちにとってみればチャンスだ。

 末包はレフトのレギュラー候補の筆頭だろう。プロ2年目の今季、65試合に出場して、打率.273、11本塁打、27打点、得点圏打率は.361と勝負強さを見せた。11本塁打はなったが、9本塁打が8月以降に放ったもので、8月以降の成績は打率.274(102-28)、9本塁打、21打点と来季に向けて期待の持てる内容でシーズンを終えた。

 右打者ではあるが、打率.284、5本塁打、8打点と右投手を苦にしておらず、左投手の時だけでなく、右投手でも左投手でも起用できそうだ。1年間一軍でプレーしたことがなく、体力面がやや気になるところではあるが、今季チームトップの19本塁打を放ったデビッドソンが退団したという意味では、来季から加入するマット・レイノルズ内野手、ジェイク・シャイナー内野手とともに長打力という部分で打線を支えてほしいところだ。

 その他、外野手には秋山翔吾、野間峻祥、内外野を守れる上本崇司、代打の切り札・松山竜平といるが、ここに名前が挙がった選手たちはみな30代。レギュラー最有力の末包もいるが、20代前半の若い選手が出てきてほしいのも本音。そういった意味では、来年プロ3年目を迎える田村俊介もレギュラー獲り、期待の若手の一人だ。

 田村は高卒1年目の昨季ファームで43試合に出場し、プロ2年目の今季は一軍で10試合に出場して打率.364をマーク。9月12日に再昇格してからの活躍ぶりは素晴らしかった。同日のヤクルト戦でプロ初安打を放つと、この試合から6試合連続で安打を放った。9月17日の中日戦の打席中、投球が直撃して左手を骨折してしまったのは痛かったが、来季に向けて楽しみな選手だ。

 広島はドラフト会議で外野手を指名しておらず、現時点ではここに名前の挙がらなかった選手たちを含め、現有戦力の底上げがなければ、レフトのポジションがウィークポイントになる可能性もある。1人1人が自覚を持って来季に向けて準備していきたい。

この記事を書いたのは

岩下雄太

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