入団から6年で34勝をマーク
楽天は9日、今オフに戦力外通告を受けた塩見貴洋投手(35)が、現役引退することを発表した。
塩見は帝京五高、八戸大を経て、2010年のドラフト1位で楽天入り。ルーキーイヤーの2011年に規定投球回超えとなる154回2/3を消化し、9勝9敗、防御率2.85をマーク。新人王のタイトルは牧田和久(西武)に譲ったものの、特別表彰として優秀新人賞を受賞した。
2016年も2度目の規定投球回クリアを達成するなど、貴重な先発左腕として入団から6年で34勝をマーク。しかし、2017年以降は腰痛に悩まされ、プロ13年目だった今季は1試合のみの登板に終わっていた。
通算150試合(145先発)に登板し、46勝57敗、防御率3.80。今季終了後に戦力外通告を受け、13年間のプロ生活に別れを告げることになった。