入団会見を行った佐々木千隼[撮影=萩原孝弘]

◆ 憧れのベイスターズへ

 DeNAは11日、現役ドラフトでロッテから獲得した佐々木千隼投手の記者会見を球団事務所にて行った。

 スーツに身を包んだ佐々木は「いち早く横浜ベイスターズの一員となれるように頑張ります」と第一声。先週の金曜に舞い込んだ知らせに「急なことでびっくりしたのですけれど」と素直な心境を明かしつつ「自分にとってはすごいプラスなことだと思うので、一日でも早くベイスターズの勝利に貢献したいなという気持ちが芽生えてきています」と既に心は横浜へと切り替わっているようだった。

 ロッテでは当初の先発から転向した中継ぎでチームに貢献。2021年には54試合に登板し防御率1.26、8勝1敗1セーブ、34ホールドでブルペンを支えたこともあり、会見に同席した常務取締役チーム統括本部の萩原龍大本部長は「我々としては中継ぎの層の厚みを増やしていける」とロッテ時代と同じ役割での活躍を期待。佐々木も「リリーフで活躍できた年もあったので、まずは中継ぎで勝負したい。キャリアハイを目指して54試合以上投げられるように頑張っていきたいなと思います」と意気込んだ。

 また2016年のドラフトでは桜美林大学時代に臨時コーチとして指導された野村弘樹氏の縁もあり「野村さんがいらした球団ということもあって、ベイスターズは大学の時から憧れがあったので。7年前はドラフト会議を見ていて、当時の監督さんの(アレックス)ラミレスさんがクジ引いてくれないかなと思っていた」と相思相愛だったと告白。

 2021年途中にDeNAからロッテにトレードされてきた国吉佑樹からは「すごい良いチームなのでやりやすいよ」と環境にお墨付きをもらい、「同級生の佐野(恵太)、京田(陽太)、濱口(遥大)、あと後輩の楠本(泰史)。その辺は大学生の頃から交流があります」と知り合いも多く在籍することも相まって「こうしてベイスターズの一員になれて嬉しく思っています」と7年越しの夢実現に笑顔がこぼれた。

 来季に向け「バッターのタイミングを外すのが僕のスタイルだと思っているのですが、ここ数年間は 真っ直ぐの強さが減ってきてしまっているので、そこをもう一度見直して、このオフシーズンに取り戻せるようにやって、もう一度スタイルを取り戻せるようにしたい」と具体的な課題に向き合うとした。最終的には「優勝に貢献したいです」と言い切った佐々木千隼。新背番号“41”を背に、横浜スタジアムに「FLASH」を何度も鳴り響かせる。

取材・文=萩原孝弘

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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