「先発2番手か3番手を任せられる」
山本由伸投手(25)がドジャースと12年総額3億2500万ドル(約463億円)で契約合意したことを受け、山本を逃したヤンキースは今永昇太投手(30)らに照準を切り替えたと複数の米メディアが報じた。
ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「山本を逃したヤンキースは、今永らに照準を切り替えるだろう」と報道。DeNAからポスティングシステムを利用しメジャー移籍を目指す今永や、同じく先発左腕で昨季途中まで在籍していたジョーダン・モンゴメリーらの獲得を検討していると伝えた。
MLB公式サイトは大谷翔平や山本の移籍先が決まった現時点で、移籍市場に残っている注目選手をピックアップ。この中で今永はトップ級の先発投手として、モンゴメリーや今季サイ・ヤング賞に輝いたブレーク・スネル、今季10勝を挙げたマーカス・ストローマン、過去4度の2ケタ勝利を誇るルーカス・ジオリトとともに紹介された。
同サイトは今永について「今季はキャリアハイとなる奪三振率(9イニングあたり10.6)をマークしたほか、148イニングを投げてわずか24四球」と、優れた三振奪取能力と制球力の高さを評価。「山本ほど能力の天井は高くないが、先発2番手か3番手を任せられる実績を築いている」と、優秀な先発左腕であることを伝えた。