「かなりの不安があると思う…」
21日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』では「年末大反省会SP」と題して、解説陣が今季のプロ野球を語る企画を実施。スタジオ出演した解説陣が今季の日本ハムについて振り返った。
巻き返しを図った新庄体制2年目の今季は、前半戦こそはAクラスを狙える位置につけていたものの7月に悪夢の13連敗を喫し、終わってみれば2年連続でリーグ最下位と悔しい1年に。失策数はリーグワーストの94と最後まで課題の守備が足を引っ張る形となってしまった。
2年連続最下位に沈んだ日本ハムについて、高木豊氏は「何が一番の原因かというと守りのミスなんですよね」とバッサリ。「新庄監督1年目は放任主義で、突拍子もないことを多くやると。2年目は勝つ野球をやる、勝つ思考で戦っていたんですけどそれが裏目に出てしまいましたね」と話をした。
同じく出演した平松政次氏は「サード清宮はきついでしょうね。本人もサードを守ることでかなりの不安があって、バッティングへの気持ちが薄れてしまっていると思うんです。やっぱり清宮がファーストを守って、サードに守備が上手い選手を置くとチームの守備も安定してくると思いますし、清宮自身も助かって力を発揮できると思いますね」と自身の見解を述べた。
秋季キャンプはエスコンフィールドで徹底的に守備強化図った日本ハム。課題である守備を改善し上位に食い込むことができるのか。新庄体制3年目となる来季も注目して見ていきたいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』