2024年を迎えた。今年の干支は“辰年”。中日ドラゴンズは、“辰年”の今年2011年以来のリーグ優勝を目指す。
中日は落合博満氏の監督時代の04年からの8年間で4度のリーグ優勝、1度の日本一、10年と11年には球団初のリーグ連覇を達成するなど“黄金時代”を築いた。落合氏が退任した翌年も中日は2位に入り、02年から11年連続Aクラス入りを達成。しかし、13年以降の11年間でAクラスは20年の1度のみで、12年を最後にCS進出ができておらず、長きにわたって低迷が続いている。
立浪和義監督が就任してからのこの2年は連続で最下位に沈む。投手陣はリーグ2位のチーム防御率3.08と抜群の安定感を誇ったが、打線はチーム打率(.234)、チーム得点(390得点)、チーム本塁打(71本塁打)といずれもリーグワーストと、とにかく打てない。今オフはビシエドと同じ一塁手でポジションは被るが、日本ハム時代に3度の打点王に輝き、シーズン100打点以上も5度記録している中田翔を獲得。
ベテラン・大島洋平が通算2000安打を達成するなど昨季も打率.289をマークすれば、レギュラー2年目だった岡林勇希もリーグ3位の163安打を放ち、現役ドラフトで加入した細川成也がチームトップの24本塁打、78打点と躍動。特に1、2番を打つことの多かった大島と岡林は、ともに四球での出塁は少ないが、打ってチャンスメイクすることが多く、中田、細川に得点圏で打席を回す機会が増えれば得点力は自ずとアップしていきそうだ。
さらに中島宏之(前巨人)、上林誠知(前ソフトバンク)、山本泰寛(前阪神)、板山祐太郎(前阪神)を獲得した。上林は近年、故障や不振で悔しいシーズンが続いているが、17年と18年には規定打席に到達し、18年は全143試合に出場して、打率.270、22本塁打、62打点と活躍したシーズンがある。今季現役ドラフトで加入した細川のように環境が変わって、再ブレイクの可能性も秘めている。
投手陣は安定しており、投手陣が逃げ切るだけの得点を奪うことができれば、上位進出も見えてくる。2011年は統一球時代だったとはいえ、チーム打率リーグワーストの.228、419得点でリーグ連覇を達成している。長く低迷が続く中日に今季、夜明けが来るか。
中日は落合博満氏の監督時代の04年からの8年間で4度のリーグ優勝、1度の日本一、10年と11年には球団初のリーグ連覇を達成するなど“黄金時代”を築いた。落合氏が退任した翌年も中日は2位に入り、02年から11年連続Aクラス入りを達成。しかし、13年以降の11年間でAクラスは20年の1度のみで、12年を最後にCS進出ができておらず、長きにわたって低迷が続いている。
立浪和義監督が就任してからのこの2年は連続で最下位に沈む。投手陣はリーグ2位のチーム防御率3.08と抜群の安定感を誇ったが、打線はチーム打率(.234)、チーム得点(390得点)、チーム本塁打(71本塁打)といずれもリーグワーストと、とにかく打てない。今オフはビシエドと同じ一塁手でポジションは被るが、日本ハム時代に3度の打点王に輝き、シーズン100打点以上も5度記録している中田翔を獲得。
ベテラン・大島洋平が通算2000安打を達成するなど昨季も打率.289をマークすれば、レギュラー2年目だった岡林勇希もリーグ3位の163安打を放ち、現役ドラフトで加入した細川成也がチームトップの24本塁打、78打点と躍動。特に1、2番を打つことの多かった大島と岡林は、ともに四球での出塁は少ないが、打ってチャンスメイクすることが多く、中田、細川に得点圏で打席を回す機会が増えれば得点力は自ずとアップしていきそうだ。
さらに中島宏之(前巨人)、上林誠知(前ソフトバンク)、山本泰寛(前阪神)、板山祐太郎(前阪神)を獲得した。上林は近年、故障や不振で悔しいシーズンが続いているが、17年と18年には規定打席に到達し、18年は全143試合に出場して、打率.270、22本塁打、62打点と活躍したシーズンがある。今季現役ドラフトで加入した細川のように環境が変わって、再ブレイクの可能性も秘めている。
投手陣は安定しており、投手陣が逃げ切るだけの得点を奪うことができれば、上位進出も見えてくる。2011年は統一球時代だったとはいえ、チーム打率リーグワーストの.228、419得点でリーグ連覇を達成している。長く低迷が続く中日に今季、夜明けが来るか。