「ファンの皆様に“こうの”と一発で覚えてもらえるようなプレーをしたいと思います。そして、何年後かにはホームラン王、打点王を獲れるくらいの選手になりたいと思います」。
昨年12月7日に行われた新入団選手発表会で、このように決意を述べたのは、育成ドラフト3位・髙野光海だ。
高野は昨季プレーした日本海リーグの富山でリーグ最多タイとなる5本塁打を放った右の長距離砲。左中間に強い打球を放っていた印象だが、本人は「そんなに打つ方向とかは意識していなくて、あたってどこでもフェンスを越えられるように練習をしていました」と振り返る。
池田高校時代にもプロ志望届を提出したが、プロ入りが叶わず。「もともと大学に行く選択肢というのもなくはなかったんですけど、4年間勉強と野球の両立は自分の中で難しいなとあったので、大変になるかなというのがあった。野球だけに集中したいという思いがありました。あと、いろんな縁があって、富山に行きますとなりました」。
高校卒業後は大学ではなく、富山でプレーすることを決断。「両親、いろんな人と話して、2年で(プロへ)いこうという計画はありました。バッティングでプロに行きたいと思ったんですけど、まさか1年でとは思っていませんでした。2024年も富山でやると思ったら(ドラフトで)声がかかった」と回想する。
富山では、現役時代にロッテでプレーした細谷圭さんから指導を受けた。細谷さんからは「とにかく元気よく、ハキハキしろと、ガツガツ頑張れと言われました。プロに入ったら育成も支配下も関係なくやるしかないから」と声をかけられたという。
入団会見でも高野は「グラウンドの中では年齢は関係ないと思うので、1年目からガツガツプレーして1年で支配下登録されるように頑張りたい」と意気込んでいた。
背番号『135』からプロのスタートを切るが、アピール次第では支配下選手登録のチャンスはある。「浦和で打撃だけじゃなく、いろんなところで成長してレベルアップしていきたい。(背番号)二桁を目指して、8月には二桁になっているくらいの意識を持って練習であったり、試合に臨みたいと思います」。マリーンズには長年不足している右の長距離砲。長打力を武器に、プロ野球の世界でガツガツといきたい。
▼ 髙野光海
背番号:135
生年月日:2004年6月17日生
守備位置:外野手
身長 / 体重:187センチ / 87キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:池田高-富山-ロッテ(育成ドラフト3位)
取材・文=岩下雄太
昨年12月7日に行われた新入団選手発表会で、このように決意を述べたのは、育成ドラフト3位・髙野光海だ。
高野は昨季プレーした日本海リーグの富山でリーグ最多タイとなる5本塁打を放った右の長距離砲。左中間に強い打球を放っていた印象だが、本人は「そんなに打つ方向とかは意識していなくて、あたってどこでもフェンスを越えられるように練習をしていました」と振り返る。
池田高校時代にもプロ志望届を提出したが、プロ入りが叶わず。「もともと大学に行く選択肢というのもなくはなかったんですけど、4年間勉強と野球の両立は自分の中で難しいなとあったので、大変になるかなというのがあった。野球だけに集中したいという思いがありました。あと、いろんな縁があって、富山に行きますとなりました」。
高校卒業後は大学ではなく、富山でプレーすることを決断。「両親、いろんな人と話して、2年で(プロへ)いこうという計画はありました。バッティングでプロに行きたいと思ったんですけど、まさか1年でとは思っていませんでした。2024年も富山でやると思ったら(ドラフトで)声がかかった」と回想する。
富山では、現役時代にロッテでプレーした細谷圭さんから指導を受けた。細谷さんからは「とにかく元気よく、ハキハキしろと、ガツガツ頑張れと言われました。プロに入ったら育成も支配下も関係なくやるしかないから」と声をかけられたという。
入団会見でも高野は「グラウンドの中では年齢は関係ないと思うので、1年目からガツガツプレーして1年で支配下登録されるように頑張りたい」と意気込んでいた。
背番号『135』からプロのスタートを切るが、アピール次第では支配下選手登録のチャンスはある。「浦和で打撃だけじゃなく、いろんなところで成長してレベルアップしていきたい。(背番号)二桁を目指して、8月には二桁になっているくらいの意識を持って練習であったり、試合に臨みたいと思います」。マリーンズには長年不足している右の長距離砲。長打力を武器に、プロ野球の世界でガツガツといきたい。
▼ 髙野光海
背番号:135
生年月日:2004年6月17日生
守備位置:外野手
身長 / 体重:187センチ / 87キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:池田高-富山-ロッテ(育成ドラフト3位)
取材・文=岩下雄太