三塁でもGG賞なら“3ポジションで受賞”の快挙
今季から三塁にコンバートされた浅村栄斗内野手(33)が、新ポジションでの手応えを語った。
昨季までは二塁が主戦場だったが、より打撃に専念するために今季から三塁に転向。今キャンプでは初日から精力的に守備練習をこなし、「少しずつですけど、プレーする不安はなくなってきている」と話した。
楽天移籍後は5年連続で全試合出場を果たしており、昨季は自身2度目の本塁打王のタイトルを獲得した。しかし、本人は打撃成績に満足しておらず「すべてにおいてレベルアップしたい」と意気込む。
これまで、西武時代の2013年に一塁、楽天移籍初年度の2019年は二塁でゴールデングラブ賞を受賞しており、仮に三塁で受賞すれば3ポジションでの選出となり、立浪和義(現中日監督)以来、NPB史上2人目の快挙となる。
さらに、通算2000安打まで残り155本、同300本塁打まで残り17本としている鉄人。コンバートについて「体への負担を考えればプラスになると思う」と前向きだ。
(取材・文=上村祐作)