4回無失点、4者連続含む6奪三振の快投!
パドレスからレッズへ移籍したニック・マルティネス投手(33)が現地時間8日(日本時間9日)、大谷翔平選手(29)が「2番・指名打者」でスタメン出場したドジャースとのオープン戦に先発登板。試合は5回表終了時に降雨中断しそのまま中止となったが、4回まで主力が並ぶドジャース打線を完璧に封じる快投を見せた。
初回は一死無走者で大谷との“元日本ハム対決”。カウント1-1後の速球を左翼フェンス際まで運ばれたが、左翼・トンプソンが好捕し事なきを得た。続くフリーマンは空振り三振に仕留め3者凡退スタート。2回は4番のテオスカー・ヘルナンデス、5番・マンシー、6番・ヘイワードを3者連続の空振り三振に仕留め、前の回から4者連続奪三振をマークした。
3回は7番・テイラーを一飛に仕留めたあと、続くラックスの一直を一塁・インディアが横っ飛びで好捕。9番・バーンズは空振り三振に仕留めゼロを刻んだ。4回は先頭の1番・ベッツを三ゴロに仕留め、2度目の対戦となった大谷はチェンジアップを打たせ左飛。最後はフリーマンを2打席連続に仕留め、笑顔を浮かべながらマウンドを降りた。
試合は降雨により5回表終了時に中止となったが、マルティネスは貴重な調整登板で4回無安打無失点、6奪三振無四球の快投。ノーゲーム扱いのためこの日の成績は参考記録となるが、ここまでのオープン戦は3試合で計8イニング連続無失点となった。
マルティネスは2018年から日本ハムで3年間、2021年はソフトバンクでプレーし、計4シーズンでNPB通算21勝をマーク。2022年からパドレスでメジャー復帰を果たし、昨年11月に2年2600万ドル(約38億円)の契約でレッズへ移籍した。