4三振奪うも…四球からの失点目立つ
レイズの上沢直之が10日(日本時間11日)、レッドソックスとのオープン戦に登板。本塁打を浴びるなど1.2回1安打5失点、4四球4三振の内容だった。
オープン戦3度目の登板となったこの日は3-1でリードしている5回からマウンドに上がると、先頭打者に変化球を捉えられいきなりの本塁打を許してしまう。その後は四球を与えるも、持ち味のコーナーに集める投球で3つの三振を奪い立て直す。
続く6回もマウンドに上がったが、一転して先頭から三つの四球を与え一死満塁のピンチを招くと、二死から打ち取った当たりも遊野選の間に1点を献上してしまう。なおも満塁の状況が続く中、ベンチはここで上沢を諦め投手交代を告げるも、代わってマウンドに上がった投手が満塁本塁打を浴びてしまい、一挙逆転されてしまう結果となった。
これで上沢のオープン戦成績は3試合で3被弾、防御率20・65と苦しい成績になっている。この日は野手に足を引っ張られる不運な場面もあったものの、メジャー昇格に向けた道は一層険しくなっている。