山本由伸のMLBデビュー戦は初回5失点で降板
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(25)が現地時間21日に韓国・ソウルで行われたパドレス戦に先発登板。MLBデビュー戦は初回に5点を失う悔しい投球となった。
山本は、MLBでの初球に96.6マイル(約155.5キロ)のフォーシームを投じるも、パドレスの先頭打者ボガーツにセンターへ弾き返され、早速の初被安打。さらに、2番タティスJr.には2ストライクに追い込んでから死球を与えると、3番クロネンワースには2球目のスプリットを捉えられ、ライト線への2点適時三塁打。僅か12球で2点を失ってしまう。
4番マチャドには四球を与え、5番金河成の中犠飛で3失点目。6番プロファーからMLB初奪三振を上げるも、続くカンプサノ、ウェードに連続適時打を浴び、初回5失点。9番メリルから再び三振を奪い、イニングを終えるも、この回をもって降板した。
この日の山本は1回に43球を要し、4安打、2四死球、5失点。43球のうち20球がボール球と、オープン戦から課題に挙げられていたセットポジション時の制球に苦しんだ。オープン戦防御率8.38の不調を拭えず、悔しいデビュー戦となった。