「毎年レギュラーを目指してやっているので、そこは1日でも早く取れるようにやっていきたいです」。
ロッテの2年目・友杉篤輝はショートのレギュラー獲得を目指す。
プロ1年目の昨季は今季からセカンドにコンバートとなった藤岡裕大とともに併用で、ショートでスタメン出場した。友杉は昨季開幕一軍を掴み、4月を終えた時点で打率.306、前半戦を終えた時点でも打率.282、7打点、7盗塁の成績を残した。
しかし、オールスター明け、徐々に打率が落ちていき、熾烈なクライマックス・シリーズ争いを繰り広げていた10月3日にプロ入り後初めて一軍登録を抹消。CSは出場することなく、シーズンを終えた。
「最後まで一軍にいられなかったですし、最後成績が落ちていったというのもあります。そういったところが悔しかったです」。
プロ1年目を経験して、シーズン通して活躍するために必要なことについて友杉は「まずは状態の悪くなった時に修正能力というか、すごく大事」と、感じたそうだ。
シーズン終了後に行われた秋季練習では、「左ピッチャーに対してすごい課題が残ったので、左ピッチャーを打っていたんですけど、色々打ち方を試しながら、やっていけたらなと思います」と、打率.196だった左投手を克服しようと振り込んだ。
練習、オープン戦では左投手に対して「打ち方を変えて今やっているんですけど、なかなか結果が出ていないですが、何か掴めて行けたらいいかなと思います」と、満足のいく成果を上げられていない。
レギュラーを掴むためにも、左投手の克服もそうだが、打撃力向上が必須。
「練習からしっかり強く振っています。試合の中でも100%以上の力で振って、昨年は全然四球が取れなかったので、出塁率を意識ながら、両方意識しながらやっています」。
「まず去年よりも成長しないと2年目、3年目やって行けないと思うので、去年より成長できるようにアドバイスもらっています」。
2月半ばから村田修一打撃コーチに助言をもらい取り組み、現在は「少しずつ取り組んでいることがよくなっている」と好感触を掴む。
昨季9盗塁だった盗塁も今季は「20盗塁を目標掲げてやっているので、それをクリアできればいいかなと思います」と、20盗塁を目指す。
20盗塁するためには「まず自分がしっかり走れないと盗塁のサインだったり、盗塁機会が得られないと思うので、そこを1年間、タイムが変わらずそういうことを意識しながらやっていきたいと思います」と話した。
50年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝、そして2025年までに“常勝軍団”を目指すためには若手の台頭、レギュラー定着は必要不可欠。「チームのリーグ優勝、日本一、個人的には去年よりも全て成績を上回れるようにやっていきたい」。藤岡がセカンドに転向した今季、茶谷健太と共に併用での出場が濃厚だが、首脳陣たちが1試合でも多くスタメンで使いたいと思ってもらえるような活躍を見せたい。
取材・文=岩下雄太
ロッテの2年目・友杉篤輝はショートのレギュラー獲得を目指す。
プロ1年目の昨季は今季からセカンドにコンバートとなった藤岡裕大とともに併用で、ショートでスタメン出場した。友杉は昨季開幕一軍を掴み、4月を終えた時点で打率.306、前半戦を終えた時点でも打率.282、7打点、7盗塁の成績を残した。
しかし、オールスター明け、徐々に打率が落ちていき、熾烈なクライマックス・シリーズ争いを繰り広げていた10月3日にプロ入り後初めて一軍登録を抹消。CSは出場することなく、シーズンを終えた。
「最後まで一軍にいられなかったですし、最後成績が落ちていったというのもあります。そういったところが悔しかったです」。
プロ1年目を経験して、シーズン通して活躍するために必要なことについて友杉は「まずは状態の悪くなった時に修正能力というか、すごく大事」と、感じたそうだ。
村田コーチからアドバイスをもらう
シーズン終了後に行われた秋季練習では、「左ピッチャーに対してすごい課題が残ったので、左ピッチャーを打っていたんですけど、色々打ち方を試しながら、やっていけたらなと思います」と、打率.196だった左投手を克服しようと振り込んだ。
練習、オープン戦では左投手に対して「打ち方を変えて今やっているんですけど、なかなか結果が出ていないですが、何か掴めて行けたらいいかなと思います」と、満足のいく成果を上げられていない。
レギュラーを掴むためにも、左投手の克服もそうだが、打撃力向上が必須。
「練習からしっかり強く振っています。試合の中でも100%以上の力で振って、昨年は全然四球が取れなかったので、出塁率を意識ながら、両方意識しながらやっています」。
「まず去年よりも成長しないと2年目、3年目やって行けないと思うので、去年より成長できるようにアドバイスもらっています」。
2月半ばから村田修一打撃コーチに助言をもらい取り組み、現在は「少しずつ取り組んでいることがよくなっている」と好感触を掴む。
目標は20盗塁
昨季9盗塁だった盗塁も今季は「20盗塁を目標掲げてやっているので、それをクリアできればいいかなと思います」と、20盗塁を目指す。
20盗塁するためには「まず自分がしっかり走れないと盗塁のサインだったり、盗塁機会が得られないと思うので、そこを1年間、タイムが変わらずそういうことを意識しながらやっていきたいと思います」と話した。
50年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝、そして2025年までに“常勝軍団”を目指すためには若手の台頭、レギュラー定着は必要不可欠。「チームのリーグ優勝、日本一、個人的には去年よりも全て成績を上回れるようにやっていきたい」。藤岡がセカンドに転向した今季、茶谷健太と共に併用での出場が濃厚だが、首脳陣たちが1試合でも多くスタメンで使いたいと思ってもらえるような活躍を見せたい。
取材・文=岩下雄太