坂口氏「すごくソトを助けた走塁だった」と先制タイムリーをアシストした荻野を賞賛! ロッテは30日、日本ハムを相手に3-0とホーム開幕2戦目で今季初勝利を挙げた。この日今季初スタメンとなったロッテの1番荻野貴司は、4打数2安打2得点とチームの初白星に大きく貢献した。
38歳が魅せた好走塁がこの日の勝因だと語ったのは、30日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』で解説を務める坂口智隆氏。
4回無死二塁の場面で、2番藤岡裕大のショートゴロの間に二塁走者・荻野が三塁進塁に成功。続く3番ソトのセンターへのツーベースヒットの間に荻野は本塁に生還した。坂口氏は特に荻野の三塁への進塁について「ショートのポジショニングと打球の強さ、自分の走力が頭に入っていないとここまでできない。躊躇なく行っているので、本人の中で確信をもって行ったのだと思う。藤岡の引っ張りに行きたい気持ちを走塁で助けた」とベテランの豊富な経験値に基づく走塁を分析。
中軸に過去本塁打王に輝いたソトとポランコが座る中で、そこに繋がる1番荻野、2番藤岡の並びが機能すると、得点力が一気に増す打線となる。坂口氏も「現状はこの形が良いと思う」と、シーズンを通したリードオフマンの活躍に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』