● アスレチックス 0-1 レッドソックス ○
<現地時間4月3日 オークランド・コロシアム>
ボストン・レッドソックスが先制点を守り切ってアスレチックスをスイープ。吉田正尚外野手(30)は「5番・指名打者」でフル出場し、先制点に繋がる安打を放った。
アスレチックスの先発はストリプリング。2回表、一死走者無しで迎えた第1打席は、カウント2-1から外角のチェンジアップを打ち上げ、定位置付近への左飛に倒れた。
4回表、一死一塁の第2打席はカウント1-2から浮いたスライダーを流し打って左前安打。さらに四球で満塁とすると、エンマニュエル・バルデスの右犠飛でレッドソックスが先制。吉田のチャンスメイクから得点を挙げた。
6回裏の第3打席は、カウント1-2から低めのスライダーに合わせるも、遊ゴロ。9回表の第4打席は、3番手ケリーと対戦。フルカウントから外角高めのスイーパーを見送って一塁へ歩きかけたが、球審の手が上がり、見逃し三振。2試合ぶりのスタメン復帰となったこの試合は4打数1安打、1三振。今季の成績は打率.250、OPS.666となっている。
レッドソックスは10安打を放ちながら、4つの併殺打で1得点に止まったが、5投手による完封リレーで守り切って4連勝。MLBトップのチーム防御率1.54をマークしている投手陣がこの試合も力を発揮した。中1日を挟んで再び敵地へ出向き、次のカードはエンゼルスと対戦する。