12試合連続2失点以内の球団記録
中日がヤクルトに完封勝ち。このカード早くも勝ち越しを決め、リーグ最速の10勝目をあげた。試合は先日と同じく、両軍の先発が5回まで無失点ピッチングを披露。すると6回の中日の攻撃で、ここまで踏ん張ってきたヤクルト先発の小澤怜史から二死二・三塁のチャンスを作ると、打席に入ったこの日スタメンで起用されたオルランド・カリステが、値千金の2点タイムリーヒットで均衡を破ることに成功した。その後は中日自慢のリリーフ陣が無失点リレーをみせ、2-0で勝利を飾った。
17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した大矢明彦氏は「ここで1本出てればっていうシーンが、もうずっと続いちゃっていた」と去年までの中日打線の泣き所を指摘しながら「今年は少ないチャンスで点を取りますんでね。少ない1点でも2点でも、ピッチャーがいいもんだからゲームになるからね」とこの日のような戦いで、星を確実に取れる点がストロングポイントと解説。
さらにもう一人の解説者・館山昌平氏は「今日フォアボール出しましたけども、やっぱり制球力抜群ですので。また投げるこの姿勢、押し込むというようなバッターが打ちづらいようなストレートに投げ込みますよね。 これがベテランらしい、いいピッチングだというとこですよね」とこの日先発し、未だ防御率0.00の涌井秀章を称えていた。
この日で12試合連続2失点以内の球団記録を打ち立てた中日。この快進撃はしばらく止まりそうにない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』