2024.04.27 14:00 | ||||
阪神タイガース | 5 | 終了 | 4 | 東京ヤクルトスワローズ |
甲子園 |
「コントロールできてますよね」
阪神がヤクルトに鮮やかな逆転勝ち。首位の座をがっちりキープした。この日は7回途中まで3失点で粘り続けた、先発の大竹耕太郎の好投が光った。初回、先頭の塩見泰隆に初球をレフトスタンドに運ばれ、2回にも山田哲人の犠牲フライで序盤に2失点したが、その後は立ち直り3回から6回までパーフェクトピッチング。7回にピンチを迎えお役御免となったが、先発としての役割はしっかり果たした。
お立ち台に上った大竹は「前回の試合で岡田監督から緩急を使えということを言われて、そこからそれを反省して、今日はそういう遊び心をより持って投げることができました」と早稲田の先輩でもある指揮官の言葉が好投につながったと公言した。
27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の江本孟紀氏は「大竹は遊び心あるスローボールとか、クイックで急に投げてみるとか、色々リズムを変える工夫をしました」と岡田監督のアドバイスを実践したと分析。また「それとね、やっぱり気持ち的に自信があるんですよ。 その根幹はやっぱりコントロールですよね。ここに投げたら打たれないとかね。やっぱり勝負どころでちゃんとタイミングを外したりと、コントロールできてますよね」と昨年の経験から今年も自信へとつながっていると解説した。
現役ドラフトの星として優勝にも貢献した左腕。今年もしっかりとローテーションを守ってくれそうだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』