「勝ち星はないが九里らしい投球」粘り強く打者と勝負する姿勢に高評価!
広島は28日に中日と対戦し、延長12回・0-0で引き分けに終わった。広島先発は今季初勝利を狙う九里亜蓮。7回99球を投げ、4安打3奪三振2四球無失点と要所をしめる力投を見せるも打線の援護に恵まれず、開幕5戦目も勝利とはならなかった。
ピンチは招くも中日打線を無失点で抑えた九里の投球に対して、28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも称賛の声が上がった。
斎藤雅樹氏は九里に対して「ちょっと本調子ではない感じはした。(本来は)もう少し真っすぐも変化球もキレがある」と現状を分析したうえで「だが緩い球を何種類も使いながら、何とか粘り強く投げた。九里らしさは出ていた」と持ち前の投球は出来たと評価。齊藤明雄氏も「勝ち星はないが、九里らしい投球はしていた。打者の弱点をうまく突く球を駆使して投げたピッチングに見えた」と相手打線に対峙する姿勢に賛辞を送った。
岩本勉氏も「自分の投球を続けていれば、後から数字はついてくる」と今後の九里の投球に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』