李政厚が負傷者リスト入り
現地時間13日、サンフランシスコ・ジャイアンツは李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が左肩の脱臼により10日間の負傷者リストへ入ることを発表した。
李政厚は現地時間12日のレッズ戦に中堅手として出場し、初回の守備時に飛球を追ってフェンスへ激突。そのまま倒れこみ、チームスタッフに左腕を抑えられながら、負傷交代。試合後に左肩の脱臼であることが発表され、翌13日にはMRI検査の受ける予定とされていた。
韓国代表の李政厚は、中日でプレーした李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持つ、愛知県名古屋市生まれの25歳。KBOで7年間プレーし、通算打率.340を記録。MLB1年目の今季は主に「1番・中堅手」として37試合に出場し、打率.262、2本塁打、OPS.641という成績。直近では6試合連続安打をマークし、チーム2位の打率、安打数を記録していた。
ナショナル・リーグ西地区4位のジャイアンツは、現地時間5日に今季新加入のホルヘ・ソレア、同10日に同じく新加入で正遊撃手のニック・アーメッドが離脱。同12日にはチームトップの打率、本塁打、OPSを記録していたマイケル・コンフォートが負傷者リストへ入っており、主力野手の離脱が相次ぐ苦しい状況となっている。