五十嵐氏「内角への直球を見事に打ち返した」失点直後に流れを変える一打!
前日に連勝が止まったソフトバンクは15日、楽天とのカード2戦目を7-3で勝利した。4回に勝ち越しを許し2-3となった直後の5回、9番三森大貴の安打と1番周東佑京の二塁打で無死二・三塁と好機を作る。続く2番川瀬晃が中飛に倒れるも、3番柳田悠岐がフェンス直撃の適時二塁打を放ち、4-3と一気に逆転。なおも一死二塁で4番山川穂高にも適時二塁打が出てリードを2点に広げた。6回にも2点を加え、ソフトバンクは昨日の敗戦を払拭する逆転勝利となった。
6試合ぶりに打点を挙げた柳田は、4打数3安打2打点と頼もしい活躍。15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも大きな話題となった。
五十嵐亮太氏は楽天先発・荘司康誠と柳田の相性について指摘。「荘司は柳田に昨季も10打数4安打と打たれている。この日も投げにくそうにしていた。初回はストレートの四球となり、ボール球を振ってくれなかった。打者に嫌なイメージを植え付けたいということで、5回は初球から内角を攻める直球を投げたら、それを見事に打ち返された。今後荘司は柳田をどう抑えるかが大事になってくる」と今後の対戦にも目を向けながら分析した。
谷沢健一氏はここまでの柳田の打撃について「今季は本塁打数が4本しかないが、29打点でチームにものすごく貢献している」と語り「この日は序盤になかなか得点できない中で、先発の石川柊太を代えざるを得ず、継投に入りそこから打線に火が付いた」と柳田の流れを変える一打を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』