2024.06.01 14:00 | ||||
北海道日本ハムファイターズ | 3 | 終了 | 4 | 横浜DeNAベイスターズ |
エスコンF |
「打線が引き締まりますね」
DeNAが日本ハムに競り勝った。この日は肉離れから復帰後、初のスタメンに名を連ねた牧秀悟に決勝ホームランが飛び出し、敵地・エスコンフィールドでのカード勝ち越しを決めた。
初回に先制を許したDeNAだったが、2回には伊藤光の2ランで逆転に成功。4回には梶原昂希のタイムリーで追加点をあげたが、その直後にアリエル・マルティネスのホームランで再び1点差に迫られた。逃げ切りを狙うDeNAは7回に水谷瞬のタイムリーで同点にされたが、9回に牧秀悟が左中間の深いところに叩き込み、熱戦にケリをつけた。
お立ち台に上った牧は「ここは北海道なんですけど、こんなに多くファンの方が駆けつけてくれたので、打てた1本だと思います。 今日は長野県から自分の家族が来てたので、今日はそういう人たち、皆さんのおかげで今日は勝てたんじゃないかなと思います」と感謝の言葉を口にした。
殊勲打の牧秀悟に対し、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した谷沢健一氏は「4番の牧選手が戻ってくるとね、打線が引き締まりますね」と存在感の大きさに言及。また「このバッテングの技術っていうのは、両方向に打てるし、また変化球も読んで打てるし非常に読みが深い。そういう配球の読みに長けていますよね」とテクニックとともに、アタマも使った打撃に唸っていた。
頼れるキャプテンの一打で快勝したDeNA。交流戦のディフェンディングチャンピオンに、またひとつ好材料が増えてきた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』