「筒香の存在っていうのは大きい」
DeNAがロッテに快勝。湾岸ダービーでの勝ち越しを決め、交流戦の勝率も5割に戻した。この日は先制されながらも、先発のアンソニー・ケイが6回まで投げ切りゲームメイクすると、7回に打線が爆発。終盤も攻撃の手を緩めず、終わってみれば13-3と大差で勝利した。
文字通りのラッキーセブンとなった7回のDeNAの攻撃に対し、11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた真中満氏は「やっぱり筒香(嘉智)が逆転打。そして牧(秀悟)が3安打。こうして軸が打ってきたのでね、点数が広がってきたなって感じがする」と役者が額面通りの活躍をすれば点は入るとキッパリ。
解説者の野村弘樹氏は「特に筒香の逆転打ですよね。決してこう状態がいいかっていうと、そうではないと思うんですけど、やっぱりこういったポイントになるところでキッチリ打つ。それでまた筒香が打ったら、こうやってガラっと雰囲気が変わるんでね。筒香の存在っていうのは大きいなっていうのは感じますね」と元キャプテンの帰還が功を奏していると語った。
またもうひとりの解説者の館山昌平氏が「本当に繋がってきたなって印象ですよね。センター中心に頭を鋭く超えていく打球が非常に多い。やっぱりこの7回の攻撃が、今のベイスターズの勢いを感じる攻撃だったなと思いますね」と一挙6点を奪った爆発力を称えると、野村氏も「勢いつくとこれぐらいもう止まらない打線なんでね。ベイスターズ打線の強さっていうのを見せつけた今日の試合ですよね」とOBとして誇らしげにゲームを振り返った。
優勝した98年の“マシンガン打線”を彷彿とさせたこの日のベイ打線。自慢の攻撃陣が上向きになってくると、自ずと順位も上がってくるはずだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』