21日（金）、広島東洋カープ由宇練習場でのウエスタン・リーグ、対中日戦。広島の先発投手は常廣羽也斗、対する中日の先発投手は松木平優太。
広島は3回裏、佐藤啓介、中村健人の連打で無死一・二塁と先制のチャンスを作り、打席には中村奨成を迎える。しかし中村は三振に倒れ1アウトに。続く田村俊介はダブルプレーに倒れ3アウト。この回得点を奪うことができなかった。
4回表、常廣羽也斗は先頭・後藤駿太の安打をきっかけに一死二・三塁のピンチを背負うと、ブライト健太のスクイズ、樋口正修の適時打などで4点を奪われる。広島は先制を許してしまう。
常廣羽也斗は5回85球、5安打4失点で降板。6回表からは2番手・高橋昂也が投入される。二死一・三塁から樋口正修の適時打で1点を奪われる。0対5となる。
7回裏、ついに広島打線が中日先発の松木平を捉える。清水叶人、佐藤啓介の連打などで二死一・二塁とし、名原典彦の適時打で1点を返す。1対5と反撃の狼煙を上げた。
9回表、マウンドに上がったのは5番手の大道温貴。辻本倫太郎、後藤駿太、石川昂弥を三者凡退に打ち取った。
4点差で9回裏を迎える苦しい展開となった広島だが、清水叶人、佐藤啓介の四球などで二死一・三塁とし、名原典彦が敵失で出塁、その間に三塁ランナーがホームにかえり1点を追加。しかし反撃はここまでで2対5でゲームセット。一矢報いたものの4点差が重かった。
広島は中日に2対5で敗戦。
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