大谷翔平がオールスターゲームで先制3ラン
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間16日、テキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われたオールスターゲームにナショナル・リーグの「2番・指名打者」として先発出場。第2打席で先制本塁打を放った。
初回、一死走者無しでの第1打席は2021年ナ・リーグのサイ・ヤング賞右腕、今季新加入のオリオールズで9勝を挙げているコービン・バーンズと対戦。フルカウントから外角高めの際どいカットボールを見送り、四球で出塁。二死からブライス・ハーパーの左翼線二塁打で三塁に進んだが、得点には繋がらなかった。
スコアレスの3回表、第2打席は無死一、二塁の好機でレッドソックスの右腕タナー・ホウクと対戦。カウント2-0からの3球目、低めのスプリットを完璧に振り抜き打った瞬間確信の先制3ラン。自身4度目の出場でオールスターゲーム初本塁打を記録。日本人選手としては2007年にイチロー氏がランニング本塁打を放って以来、17年ぶりの本塁打となった。
今季からドジャースに移籍した大谷は、前半戦94試合に出場し打率.316、29本塁打、69打点、23盗塁、OPS1.035という成績。本塁打、OPSの2部門でリーグトップに立っている。